二十四節気と冬の成り立ち
二十四節気と冬の成り立ち
太陽の光が弱くなり、日が暮れるのも早まるといよいよ冬の到来です。冬になると動物や植物は活動を抑え、春の訪れを待ちます。人間も同じで、冬こそ養生の季節です。身体を寒さから守り、春からの活動のために健康を養っておきましょう。
今回は「冬」を表す「立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒」についてご紹介します。季節の移り変わりを暦から読み解くなら、「旧暦美人月ごよみダイアリー」を活用ください。
西暦・旧暦の日付併記、暦日、月の満ち欠けや季節に沿った身体ケア、旬のレシピなどの多彩なコラムを掲載している点が特徴です。
立冬(りっとう)は秋の終わりの霜降から数えて15日目頃で、西暦の11月8日頃にあたります。「立」には新しい季節になるという意味があり、冬の始まりを表しています。
朝晩は冷えやすく、日中の日射しもだいぶ弱まり、いよいよ冬の始まりです。季節の変わり目は体調を崩しやすい方も多いため、体調管理の意識を強く持ちましょう。
小雪(しょうせつ)は立冬から数えて15日目頃で、西暦の11月23日頃になります。
北国では雪がちらつくこともありますが、寒さの本番まではまだしばらく時間がかかります。紅葉が散り始め、柑橘類やイチョウの実は鮮やかに色づきます。
小雪以降は冷え込みの厳しくなる日がやってきますので、冬支度を始める時期となります。
大雪(たいせつ)は小雪から数えて15日目頃で、西暦の12月7日頃になります。風は冷たくなり、日に日に寒さが増していきます。本格的に雪が降り始め、早いところではスキー場がオープンします。また、冬の魚ブリの漁も盛んな時期です。
私たちの身体は、太陽の角度による季節の変化や月の満ち欠けなどの影響を受け変化が起こっています。特に寒さが厳しい時期を迎える前からは、自己管理を心がけたいものです。
冬至(とうじ)は大雪から数えて15日目頃で、西暦の12月22日頃です。「日短きこと至る(きわまる)」という意味どおり、太陽の軌道が最南寄りとなり、夜が長く、昼が一番短い時期となります。
冬至といえばゆず湯ですが、身体を温める効果のあるゆずで風邪予防をするという先人の知恵「湯治」から来た言葉ともいわれています。
小寒(しょうかん)は冬至から数えて15日目頃で、西暦の1月5日頃です。寒さが加わる「寒の入り」ともいわれます。
小寒から4日目は麦作における豊凶を占う日とされており、「寒四郎」と呼びます。その日が晴れなら豊作となり、雪や雨なら凶作とされています。
西暦では七草がゆの頃といわれますが、七草にはまだ早い時期。旧暦の1月7日の方が時期的にぴったりです。
大寒(だいかん)は小寒から数えて15日目頃で、西暦の1月20日頃になります。冬季の最後であり、暦の上では1年の最後となります。1年で最も寒さの厳しい時期になりますので、どうしても身体が固くなりがちです。
「旧暦美人月ごよみダイアリー」では、首や肩だけでなく全身各部位のこりをほぐし、春を迎えるための身体ケアの方法もご紹介しています。
二十四節気における冬は、「立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒」です。西暦では11月8日から1月20日頃までになりますが、寒さが少しずつ厳しくなる時期ですので、身体を温め冷えから身を守るといいでしょう。
「旧暦美人月ごよみダイアリー」では、季節に沿った身体ケアの方法を「旧暦美人コラム」でご紹介しています。その他にも西暦・旧暦の日付併記、暦日、月の満ち欠けが記載されていますので、体調ケアにご利用ください。
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