潮の満ち引きと出産の関係 満月や台風が陣痛に影響を与えて出産が増加するって本当?
潮の満ち引きと出産の関係 満月や台風が陣痛に影響を与えて出産が増加するって本当?
古くから、潮の満ち引きは出産に大きな影響を与えるものだと考えられています。満月で大潮が起こった場合だけではなく、台風や嵐などが起こった場合にも、潮の満ち引きや気圧の変化により陣痛が誘発され、出産が増加するといわれています。ここでは、潮の満ち引きと出産の関係について、詳しくご紹介します。
女性なら一度ぐらいは、潮の満ち引きと出産には関係があるという噂を聞いたことがあるかと思います。
潮の満ち引きは月の引力によって引き起こされますが、満月により大潮が起こると、出産数が増加するという話は古くから伝えられています。これは、羊水の成分が海水の成分ととても似ていることから、羊水も月の満ち欠けによる潮の満ち引きの影響を受けるものだと考えられます。
満月によって大潮が起こるように、大潮などの潮の満ち引きによって出産が増加するなど、女性の体のリズムや出産は科学的には証明できない神秘的なことがたくさんあり、とても不思議なものです。
出産は潮の満ち引きだけではなく、台風でも増加するといわれています。まず、人間には体内の動きや環境を整えるための自律神経というものがあります。
自律神経は2種類に分かれており、交感神経と副交感神経がありますが、これらは自分自身でコントロールすることができません。台風や嵐などが発生して低気圧になると、空気に含まれる酸素の量が少なくなります。すると、体を守るために副交感神経が優位になり、体の機能を抑えて体力が消耗するのを減らそうとするのです。
陣痛は副交感神経と深く関わっているので、台風や嵐によって副交感神経が優位になると、陣痛が起こって出産が増加すると考えられています。出産は大潮とも関係しているといわれているので、台風と大潮が重なった日であれば、ますます出産が増加しそうです。
「人は満潮時に生まれる」と古くから伝えられているように、1日の潮の満ち引きの変化も、陣痛に大きな影響を与えると考えられています。潮の満ち引きは月の引力によって起こるので、1日に1回自転している地球は、ほとんどの場所で1日に2回満潮と干潮を迎えます。満潮から干潮に向かう引き潮では、1日のうちで最も潮の高さが大きく変動するので、潮の満ち引きと同じように羊水に影響を与え、陣痛を誘発するといわれています。
満潮の時刻はお住まいの場所だけではなく、日によっても変わりますので、すでに出産予定日や出産する場所が決まっている方は、ぜひ出産予定日の満潮の時刻を確認してみてはいかがでしょうか?満潮の時刻は新聞や気象庁のホームページの他、アプリなどでも確認することができます。
満月や潮の満ち引きと出産の関係については、科学的に証明されていないことが多いのですが、中には研究結果が報告されているものもあります。2016年に東京大学獣医学部のチームが、牛を対象とした研究において、満月がホルモンの分泌に影響を与えることにより、出産が増加すると発表したのです。
他にも、スイスの研究者によっても、満月の光がメラトニンの分泌量を減らし、睡眠不足を招くという研究結果が発表されました。月が人間に与える影響については、世界各国で研究されているので、満月や潮の満ち引きと出産の関係についての噂や言い伝えも、これから解明されるかもしれません。
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